2020/10/01
イルミネーションを屋外で使用したいなと思っている場合に、雨が大丈夫かという事を考える方は多いと思います。実際、防水処理を適切に行うかどうかで商品の耐久性にも大きくかわってくる面あります。
このブログでは、「防水処理」というテーマで、どのような防水処理をしたらいいのか、どのような商品を選べばいいかというポイントを取り上げます。
まず、商品自体が雨に耐える性能を持っているかという事がとても重要になってきます。
当店のイルミネーションについてもお客様のご意見も生かしながら防雨、防滴等 雨に対しての対策を強化して参りました。例えばイルミネーションストレートライトでいえば下記の様な対策を行っております。
コネクタ間等継ぎ目の部分にゴムパッキンを挟む事で防水対策を強化しております。継ぎ目の防水対策という点では、次のコーナーでも取り上げますので、そちらもご参照ください。
LEDの部分を見ると、LEDのチューブの収縮を2回おこなっています。1回のみ行っているモデルもありますが、これを2回行う事で水の侵入を考慮した構造になっています。
イルミネーションの配線側を見ますと、ボンドを重鎮しています。これにより水の侵入に対してさらに防水性能を発揮する事ができます。(新ロットより随時この改善を行ったモデルに変更中です。当社販売商品では、アウトレット品等と記載しているものは、未対応な場合がございますので予めご了承ください。)
安価な商品の場合このような処理が十分にされていないケースもありますので、まずは商品の構造をチェックしましょう。
当店では2種類のコントローラーをご用意しております。防水性能だけでなく、点滅パターン、点滅スピードを変えられるコントローラー。防水性能はキープしつつ、点滅パターンや、性能を抑えた低コスト防水コントローラーがございます。規模や予算に応じてご選択ください。
なお、防水処理の構造とは言え、水につけたままの使用は想定しておりません。
注意したいのは、水たまりができやすい場所をさけることです。
地面より高い位置に配置するというのも有効です。
次に、継ぎ目の防水処理についてのお話です。これも重要で、事前に対策を行うかどうかで、商品の寿命にも関わってきます。継ぎ目の部分に水が入り込みますと最悪故障の原因にもなりますので、継ぎ目部分も慎重に防水処理をして頂く事をおススメします。つなぎめの防水処理はお客様に行っていただく形となりますが、自己融着テープを使った防水処理について説明いたします。
名前を聞いた事がないという方もいらっしゃるかもしれませんが、素材が合成ゴムでできているテープとなっており、伸ばしながら巻きつける事で素材に馴染みますので、高い防水性能を発揮するのが特徴です。
防水はビニールテープで大丈夫じゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私も実際に検証してみました。ビニールテープを慎重に巻いてたとしても、確かにしていない時に比べてマシとは言えますがそれでも内部に水の浸入を確認しました。ビニールテープだけの防水処理は水が侵入するリスクを解消させることが出来ません。
そこで、自己融着テープの活用をお勧めしております。自己融着テープを巻いた後さらにビニールテープの併用でより確実な防水処理になると言えます。
自己融着テープは、ホームセンター等で販売されていますので、事前にご用意頂く事をお勧めします。
防水の対応はしているものの、例えば強風、大雨といった環境下の場合は一時的に片づけるというのも1つです。配線も割と太目なものは使用しておりますが、強風の場合、最悪配線が風に飛ばされ、配線が切れたりする可能性もあります。特に警報が出ている際は使用を控えて頂くというのも1つと言えます。
使用しない時は汚れ、水分を拭きとり、乾いた場所でしばらく保管をしてから片づけるようにしましょう。水分等を含んだまま片づけると、カビ、腐食等により故障の原因にもなってきます。
湿気等も避ける事が大事です。
ここまで、防水処理について取り上げてきました。イルミネーションを長く使って頂く為にも、事前の措置を丁寧に行っていきましょう。
イルミファンタジーHPはこちらをご参照ください。
https://www.illumination.biz/
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